山東省煙台市政府が2日明らかにしたところによると、中国、日本、韓国の食品メーカー約800社が参加する食の祭典「2009中日韓食品博覧会」が、今月4日から6日にかけて同市で開催される。煙台市は海を隔てて日韓と向かい合い、「中国食品の街」として名高い。博覧会では各メーカーの名品約4千点が展示される予定だ。中新網が伝えた。
今回の博覧会は国内・海外食品メーカーの最新の技術、最新の設備、最新の製品、最新の意匠などが展示され、3国食品業界の国際的な情報交換や貿易協力のプラットフォームになるとみられる。
会場は食品展示ゾーン、農産物展示ゾーン、水産物展示ゾーン、飲料展示ゾーン、お茶展示ゾーン、食品添加物展示ゾーン、食材展示ゾーン、食品機械ゾーンなど11の出展ゾーンに分かれ、全部で600余りのブースに世界各地の「おいしいもの」約4千点が展示される。雲南の麻油、高唐のロバ肉、楽陵のナツメ、台湾の珍しい果物、重慶の麻辣トウ、韓国のキムチ、韓国の清酒、日本の寿司、浙江の竹飲料品、内蒙古の牛肉・ヒツジ肉の干し物、広東の西洋式缶詰、鎮江の香酢、北京ダック、広東のガチョウのローストなども展示される。会期中には、ウォルマート、カルフール、ジャスコをはじめとする国内・海外の流通大手300社のバイヤーが買い付けのため来場する予定であるほか、新製品推奨会、名品の製造技術展示会、中秋節関連食品試食会、バイヤー商談会などさまざまなイベントが同時開催される。
今回の博覧会は、中国食品工業協会、韓国食品工業協会、日本の業界団体、煙台市政府が共同で主催した。
*トウ:「湯」の下に「火」
「人民網日本語版」2009年9月3日 |