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新中国の60年、年間飛行機利用者が1万人から1億9200万人に
発信時間: 2009-09-04 | チャイナネット

1998年4月20日、大阪と名古屋から離陸した日本の旅客機が天津に到着。日本の2都市と天津との空のルートが開通した。

 中国の飛行機利用者は08年、延べ1億9200万人に達した。中華人民共和国建国当初の1950年、飛行機の利用者は延べ1万人にすぎなかった。「新華網」が伝えた。

 資料によると、建国当初の1950年、中国の民間航空は7路線しか運営されておらず、就航都市も8カ所しかなかった。民間航空の旅客輸送量は延べ1万人、貨物輸送量は157万トンキロ・767トンだった。中国民航局の李家祥・局長によると、08年の旅客輸送量は延べ1億9200万人、貨物輸送量は376億トンキロ・407万トンに達した。

 中国の民間輸送空港は08年末までに160カ所に達し、定期路線は1532本にのぼった。大陸部の150カ所に定期便が運航するようになり、海外の都市も104カ所が中国から結ばれるようになった。中国で保有されている民間航空機は計1259機に達した。中国には、世界の各種先端輸送機がある。

 李局長によると、改革開放以来、中国民間航空市場の規模は拡大を続け、輸送能力は着実に向上し、路線ネットワークも不断に改善してきた。以前は紹介状がなければ乗ることもできなかったのに対し、民間航空業の高速発展によって、飛行機は、一般市民も利用できる交通手段となった。

 すばやく快適な空の旅は人々に歓迎されている。中国民間航空の旅客輸送量は04年に初めて年間延べ1億人を超え、06年には延べ1億6千万人を突破した。自費での利用は公費での利用をすでに超え、55%に達している。

 資料によると、中国の民間定期便の貨物輸送量(トンキロ)は1978年、国際民間航空機関の加盟国中37位にすぎなかった。その順位は05年末までに2位に上がり、現在も同じポジションを維持している。李局長は「中国はすでに民間航空大国だと言える。強国となれるよう今後も力をつけていく方針だ」と語った。

 「人民網日本語版」2009年9月4日

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