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M&A新審査委員会設立 委員の4つの心がけ
発信時間: 2009-09-29 | チャイナネット

 証券監督管理委員会(証監会)はこのほど、新たな上場企業合併買収再編審査委員会を設立させた。「上場企業合併買収再編審査委員会の発行審査委員会への設立に関する決定」を証監会が発表して以来、第二期の上場企業合併買収再編審査委員会となる。

 証監会の尚福林・主席は同委員会の設立大会に出席し、「中国資本市場の発展の国内外環境は年初以来、全体的に好転している。経済の晴雨計という資本市場の作用はさらに発揮され、市場化メカニズムは着実に整備され、市場活動の土台は不断に改善され、国民経済全体に奉仕するという資本市場の機能はますます際立っている」と語った。

 尚福林・主席によると、資本市場の機能を効率的に発揮させ、条件にかなった企業によるM&A(合併・買収)や再編を支援することは、国家のマクロ経済目標に対する資本市場の貢献の重要な一部分となっている。

 尚福林・主席によると、合併買収再編審査委員会の仕事は、資本市場の健全な発展やM&A・再編の機能の発揮にかかわる。厳格な要求と管理を実施し、信頼を構築しなければならない。同委員会の委員は、M&Aや再編のクオリティーの監督者であり、大きな任務を負っている。高い専門能力が必要となるだけではなく、社会的な責任感や歴史的な使命感を持ち、社会の期待や市場の委託に応えなければならない。

 尚福林・主席は、新たな上場企業合併買収再編審査委員会の委員に対して次の4つを要求している。(1)原則堅持と独立審査。審査作業の専門性を確保し、委員会の独立性を維持すること。(2)市場からの信頼を維持し、職責を果たすこと。(3)学習を続け、専門性と技術の高さを守ること。(4)自らを重んじ、クリーンさと自律を維持すること。

 「人民網日本語版」2009年9月29日

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