直嶋大臣によると、このたびのフォーラムには日中両国から1千人を超える各界の代表が参加しており、ここから省エネ・環境保護分野に対する両国の大きな意欲と期待がうかがえる。日本は経済、エネルギー、環境の分野で両国関係を一層密にしたいと強く望んでおり、日本の進んだ省エネ・環境保護の技術と経験に基づいて中国を全面的に支援し、中国とともに努力して、気候変動という人類共通の課題に大きく貢献することを願っている。
今回のフォーラム開催期間中、中日両国は省エネ・環境保護協力プロジェクト42件に調印し、▽トップランナー政策(先進的な省エネ・汚染物質排出削減政策)▽循環型経済▽海水の淡水化・水処理▽自動車▽発電・石炭▽化学▽中日の長期的貿易との7テーマをめぐり、深いレベルで議論を行った。
今回のフォーラムは中国側の国家発展改革委員会、商務部と日本側の経済産業省などの部門・機関が共同で主催したもので、省エネ・環境保護および関連産業の発展における中日両国の協力を促進し、中日二国間関係のより深いレベルでの発展を推進するのが狙い。1回目は2006年に開催され、過去3回の開催期間中に調印された省エネ・環境保護協力プロジェクトは34件に上った。またこれまでに中国からのべ約300人が日本での省エネ研修に参加している。
「人民網日本語版」2009年11月9日
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