財政部が19日発表したデータによると、2009年1月~12月、全国の国有系企業の利益がマイナスからプラスに転じ、売上高と納税額も引き続き増加したという。
昨年の国有系企業の売上高は22兆5087億3千万元に達し、前年比5.9%増加した。12月には前月比16.3%増の伸びを達成した。国務院直属の国有企業・中央企業の売上高は14兆3455億9千万元で前年比6.5%増加し、12月単月では前月比18.4%増加した。地方の国有系企業は8兆1631億4千万元で前年比4.8%増加し、12月は前月比12.8%増加した。
統計によると、昨年の国有系企業の利益は1兆3392億2千万元に上り、前年比9.8%増加し、12月単月では前月比23.8%増加した。中央企業の利益は9445億4千万元(前年比10.3%増)、地方の国有系企業は3946億8千万元(同8.4%増)に達した。
報告によると、09年は石油化学、自動車、不動産・不動産施工、建築材料などの業界で利益が引き続き大幅に増加し、電力供給や鉄道輸送などの業界は赤字が黒字に転じ、鉄鋼、非鉄金属、化学工業などの業界は利益の減少幅が目立って縮小した。石油、石炭、タバコなどの業界は利益が引き続き減少している。
「人民網日本語版」2010年1月20日 |