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ダボス会議 世界の視線が中国に
発信時間: 2010-01-28 | チャイナネット

ダボス会議 世界の視線が中国に

 5日間の予定のWEF・世界経済フォーラム年次総会が27日、スイスのダボスで開幕しました。今回の年次総会は「世界の現状を改善する:再考、再設計、再建」をテーマとし、世界金融・経済危機以後の世界の管理問題をめぐって討議を行う予定。

 27日、フォーラムの第1回討論会は「世界成長の新しい状態とは?」をテーマとしました。当日、このテーマをめぐって40あまりの討論会を行い、そのうち、金融体系の制度性リスクへの再認識が最も注目を集めています。政府は危機対応中の金融機関を対象とする救済活動を実施すると共に、厳しい関与と監督を行うことも討議の焦点となるという。

 討論会に出席した中国人民銀行の朱民副総裁は金融の監督管理に言及した際、「世界の金融業への監督管理をいっそう強化し、特に投機的な金融活動への規制強化にも力を入れる必要がある。銀行業は高い投資回収率を求めるべきではない。投機的な金融活動は何回も金融危機を招き、未来の金融市場の安定に、潜在的に大きな危機をもたらした」と述べた。

 また、李克強副総理に随行し、世界経済フォーラム年次総会に出席するため、スイスを正式訪問している中国国家発展改革委員会の張暁強副主任は当日の記者会見で、「中国はダボス会議で注目の的となる。国際金融危機の対応で、中国は世界経済の回復のために重要な貢献をしたため、今後の中国の経済政策は各界の注目を集めている。中国は今回の年次総会を非常に重視し、各関係側と金融危機後の重要な問題について討議を行うことを期待している」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」2010年1月28日

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