全国政協第11期第3回会議の記者会見が3月6日午後に開かれた。億利資源グループの会長、全国工商連合会副主席の王文彪氏は、経済発展モデルの転換が民間企業にもたらすチャンスと試練について次のように述べた。

民間企業について言えば、3方面での試練が考えられる。1つ目は民間企業がいかに短期的利益の影響から脱却するか。2つ目は、人材、技術、資金などの面でのボトルネックをいかに解決するか。3つ目は、環境保護、省エネ・排出削減、科学的な発展の関係をいかにうまく調整するかである。

また、チャンスに関しても3つある。1つは中央の正しい路線や方針が企業の成功を保障する。次に、国が政策面で民間企業をサポートし、構造調整、転換の加速、レベルアップを促進する。最後に、発展モデルの転換がさらに大きな市場空間を創出し、これは非常に重要となる。私たちは転換加速化のチャンスをつかむことで、発展を実現することができる。

「チャイナネット」　2010年3月5日