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孤島から「熱島」へ 温州洞頭を国際的な観光の島に |
発信時間: 2011-05-04 | チャイナネット |
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数千年にわたって水路に頼ってきた孤島を温州の大陸とつなげる道路
浙江省温州市洞頭県は全国14の海に浮かぶ県(区)の一つで、県内に大小168の島々があり、「百島之県」と称される。総面積は892.3平方キロ、うち海域面積は792平方キロ。 全長14.5キロ、総額7億元を投じた浙江省温州(洞頭)半島の「霊霓北堤プロジェクト」は2006年4月29日に完成し、数千年にわたって水路に頼ってきた孤島は温州の大陸とつながり、13万人の島の住民の生活を大きく変えた。 交通が便利になったのに伴い、洞頭県の経済発展は新たな契機を迎え、都市建設、生活環境、住民の思想などさまざまな面も大きく変化した。開通5周年を迎えた今、洞頭県は地理的優位性と豊富な観光資源を活かし、「十二・五(第12次5カ年計画)」期間に「国際的な観光・レジャーの島」にするという壮大な計画を打ち出している。 この目標について、姜長才県長は県内で行われた「5年を振り返り輝きを再び――洞頭陸島開通5周年」の記者会見で、県の豊富な海洋資源と美しい生活環境が観光業の発展に基礎を築いたためだと説明した。県名で国家4A級風景区に指定された全国で唯一の県である洞頭県は、開通から5年で829万6000人の観光客を迎え、年平均伸び率は12.1%に達している。観光収入は33億元、年平均11.2%増加した。 また、洞頭は浙江省の海上の南北の道路が合流する重要な地点で、温州市の海上の入り口でもあり、観光業の発展は地理的な役割と位置づけの要求に合っている。そのほか、観光業の先行きを考慮すると、レベルの高い観光・レジャー産業を発展させることは、産業のグレードアップ・モデルチェンジの新しい要求とも合致する。 洞頭県をどのように国際的な観光・レジャーの島にするかについて、姜県長は以下の5点に力を入れると語った。 1. 産業を基礎に、産業の相補的発展を通し、観光業と第三次産業の融合を進め、産業のモデルチェンジ・グレードアップを実現する。 2. 都市を主体に、都市の緻密化・レジャー化の建設を加速させる。 3. 交通を脈に、海・陸・空の交通の全面的な発展を実現する。 4. 文化を魂に、海島文化、海霞文化、宗教、レジャー文化などの要素を観光に取り入れ、観光文化の内包を高める。 5. 革新を要に、観光管理体制、投資プラットフォームの革新などを試み、観光発展の活力を十分に引き出す。
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