また、ドイツの財務相で中央銀行総裁のショイブレ氏も先日日本に類似の批判をしており、今回のダボス会議で日本を名指して批判したことはドイツと日本の緊張関係を示しているものといえよう。
メルケル首相は「G20での話し合いで、中国は我々に対する要求に善意的な対応をした。」と語っており、日本と比較して、中国政府の人民元改革に対する評価を表した。
また、共同通信は、メルケル首相が日本の金融政策を批判した主な原因は、自動車などの輸出分野で日本と競合しているドイツが、円安が自国に不利に働くことを懸念したものと分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月28日