賛否両論の「両洋鉄道」について、ブラジルのモンティロ開発商工大臣は、「ブラジルが投資に参加すると表明したのは、このプロジェクトに大きな意味があると考えているからだ」と表明した。ペルー国立サンマルコス大学経済研究院のアキノ院長は「環球時報」の取材に応じ、「これは世紀を跨ぐ壮大なプロジェクトだ。工事完成後、中国はパナマ運河を通らずに、直接ブラジルやペルーなどの国から鉄鉱石、大豆といった原材料を輸入することができる」と話した。ブラジルのリオ州国際関係局長も環球時報の取材に応じた際に、「中国とブラジルの急接近、『両洋鉄道』の始動は両国関係の一層緊密化を後押しする。ブラジルは中国からより多くのインフラ建設の経験を学びたい。そして中国企業によるブラジルのインフラ建設事業への投資を歓迎する」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年5月21日