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japanese.china.org.cn | 21. 06. 2016

習主席3カ月で2度中東欧を訪問 中国が中東欧を重視する3つの理由

タグ: 中国中東欧協力

 

20日にポーランド首相と会見する習近平主席

中国の習近平主席は今年3月末に、中東欧のチェコを訪問した。中国は欧州との協力を強化するとともに、中東欧諸国との協力・発展を推し進める方針だ。習近平主席の今回のセルビア・ポーランド訪問で、中東欧16カ国との交流・協力の機運が盛り上がるのは確実だ。国家元首の訪問の頻度から見て、中国は欧州との外交を非常に重視しているといえる。中国はなぜ欧州、なかでも中東欧を重視するのか?

まず、中国は中東欧地域に関わる複数の発展戦略を打ち出している。「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の目的地はいずれも欧州大陸だ。このため欧州は中国とって必然的に対外交流の戦略的重点となる。中東欧諸国の国土面積はEUの約10分の3、人口はEUの約4分の1。アジアと欧州間の要所に位置し、ユーラシア大陸の相互接続のカギとなる。中東欧諸国はいずれも「一帯一路」の沿線国で、60数カ国ある沿線国の4分の1を占める。いわば「一帯一路」の推進に非常に重要な役割を果たす国々だといえる。

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