【ハイテク政策は現状維持】
現在ハイテク分野の識者は「トランプ政権下におけるシリコンバレーの主要目標は現状維持である」とみている。オバマ政権の8年間、アメリカでのハイテク産業の発展スピードは極めて速かった。これは自由貿易などの多くの国の政策によるところが大きい。
シリコンバレーが抱いている不安感をよく知るトランプ氏は、会談の冒頭「公平な貿易協議を行う」と表明。「現在多くの制限や問題がある、国境を跨いだ取引をより容易にしたい」とも述べた。