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japanese.china.org.cn | 12. 01. 2017

米国際家電見本市CESに漂う「中国テイスト」

タグ: 米国際家電見本市

毎年一度、米国ラスベガスで開催される国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)がこのほど開幕した。例年に比べ、今年は50周年にあたることから規模がより大きくなり、出展企業は3800社を超え、出展された新製品も約2万点に上った。注目されるのは、今年は「中国テイスト」が濃厚なことで、中国の出展企業が3割強を占めたほか、「中国創造」(クリエイトバイチャイナ)の電子製品が主流の高級製品市場に進出し、また一連の優れた中国ブランド製品が同業者や海外の消費者の間で徐々に認知されるようになった。人民網が伝えた。

▽新旧中国ブランドが次々登場

今年のCESの会場を見渡すと、華為、中興通訊、TCL、海信、長虹、海爾(ハイアール)といった中国電子産業大手がいずれも会場の重要な場所を占め、展示する独自開発の革新的技術の製品が大勢の来場者を引きつけていた。実際、テレビ、スマートフォン、ウェアラブル設備、3Dプリンター、モノのインターネット(IoT)、ドローン、仮想現実(VR)、人工知能(AI)など各分野で、「中国創造」の影が見え隠れしている。

主催者側によると、米コンシューマー技術協会(CTA)のゲイリー・シャピロ会長は、「中国は製造業大国であるだけでなく、さらに多くの革新分野に絶えず歩みを進めている。ドローン、AI、5Gなどだ。中国の『微信』(WeChat)は非常に素晴らしいプラットフォームで、通信機能やソーシャルネットワーキングの機能をもつだけでなく、日常的な決済やビジネス取引にも使え、生活をより便利なものにしている。中国の革新能力が絶えず強化されるのにともないて、グリーバル消費電子分野における中国の重要性も徐々に顕在化していくだろう」と述べたという。

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