また、習主席は、「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」構想と「ヘルシーシルクロード」構築へのWHOの積極的参加を歓迎するとともに、2030アジェンダや発展途上国支援などの面においてWHOと協力を強め、人類の運命共同体構築のために共に努力していく考えを示しました。
陳馮事務局長は習主席がWHO設立70周年にあたる年にWHOを訪問したことを歓迎するとともに、WHOが一貫して「一つの中国」の政策を堅持することを表明、「一帯一路」の枠組みの下での中国との協力を通じて、「一帯一路」沿線諸国の健康と医療衛生のレベルを向上していけるよう期待を寄せました。
また、会談後、習主席と陳馮事務局長は「中華人民共和国政府と世界保健機構による『一帯一路』構想における医療衛生分野での協力に関する覚書」などの協定の調印式に立ち会いました。
「中国国際放送局日本語版」2017年1月19日