習近平国家主席は18日、ジュネーブで第71回国連総会のピーター・トムソン議長と国連のグテーレス事務総長と会談し、「中国は多国間主義の道を歩むことを断固として堅持し、国連憲章の宗旨と原則を守り、国連が世界の平和維持や、共同発展の促進により大きな役割を発揮することを支持する」と強調しました。
また、習主席は「国連はもっとも普遍性、代表性、権威性を備えた政府間国際組織であり、グローバルガバナンスにおいて中核的役割を果たしていくべきだ。現在の世界情勢下においては、国連はその役割を弱めるのではなく、強めていく必要がある。様々な世界的脅威とチャレンジに対しては、多国間主義の道を歩んでいくべきだ。中国は他国に先んじて国連憲章に調印した国として、今後も国連の事業を支持し続け、引き続き国連の協力者としてあり続ける」と述べました。