習主席はさらに「経済のグローバル化は生産力発展の必然の結果であり、客観的ニーズであるとともに、歴史のトレンドでもある。今後、経済のグローバル化に適応し、リードし、管理を進めていくには、経済のグローバル化のプラス効果を引き出していかなくてはならない。中国は各国が平等に相対することや、国情に合致した発展の道を歩み、共に努力し、互恵共栄を目指すことを主張している。われわれは中国の特色ある社会主義の道を歩むプロセスにおける国家統治の経験を有している。国連のプラットフォームを通じて、各国とそれを共有したい」との考えを表明しました。
これを受けて、トムソン議長とグテーレス事務総長は「昨日、習主席が世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の場で、中国政府が多国間主義に取り組むことを再度強調し、国際社会から高い評価を得ている。これは国連と多国間事業にとって重要な後ろ盾となるものだ。中国は気候変動対応、貧困削減、持続可能な発展、予防外交、平和維持などの分野において積極的なリーダーシップを果たしている。国連は中国とともに世界平和と発展事業を後押しし、人類運命共同体の構築という偉大なる理想を実現させていきたい」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2017年1月19日