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japanese.china.org.cn | 19. 05. 2017

中国、南中国海メタンハイドレート試験採掘に成功 1000年の宝庫を開く

タグ: 中国資源

海洋掘削プラットフォーム「藍鯨一号」(新華社撮影)

試験採掘現場指揮部地質グループの陸敬安リーダーによると、神狐海域には11の鉱床があり、面積は128平方メートルに及ぶ。資源埋蔵量は1500億立方メートルで、石油1.5億トンに相当する。試験採掘の成功は、これらの埋蔵量が利用可能な貴重なエネルギーに転化できることを意味するという。

神狐海域のメタンハイドレートの埋蔵量は中国全体の埋蔵量の「氷山の一角」にすぎない。西沙トラフでの探査初期段階の分布面積は5242平方キロに上る。また、南中国海の他の海域でも同様に、天然ガスハイドレートが存在するのに必要な条件が揃っているようだ――。

「今回の試験採掘を通じて、中国はメタンハイドレート採掘の全過程における核心的技術で重大なブレークスルーを実現し、世界をリードする新型採掘技術を考案した」と、試験採掘現場指揮部弁公室の謝文衛副主任は語る。

今回の試験採掘は、世界で初めてシルト質土水和物に対して開発試験を実施した。海洋地質学者達はこれについて、採掘方針、鉱床の選択、地質探査、中核技術と工程の確立、プラットフォームの選定など、多くの面で中国の特色を備えているため、「中国の方案」だとしている。

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