「中日韓の協力を強化し、一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の建設を推進する」を主旨とする、中日韓経済・貿易協力フォーラム2017、ビジネスリーダーサミットが23日午後、山東省濰坊市魯能会展センターで開幕した。
中国国際貿易促進委員会の張偉副会長はまず、3カ国の世界における重要な影響力を認めた。「3カ国の対外貿易総額と投資総額はいずれも世界の2割以上を占める。3カ国の貿易・投資・技術・金融などの分野の協力は実り多き成果を手にしており、3カ国の経済・貿易関係のさらなる発展に良好な条件を提供している。現在の複雑な国際経済環境において、中日韓は新しい産業革命のチャンスをしっかりつかみ、革新の潜在力をさらに引き出し、3カ国の経済・貿易協力の共同繁栄と発展を実現するべきだ」
中日韓三国協力事務局の李鐘憲事務局長は、科学技術の未来の経済発展における重要な役割を認め、「3カ国は交流と協力をさらに強化し、難題と課題に共に対応するべきだ。3カ国が歴史を鑑とし、未来を見据え、北東アジアに通じる新しい扉を開くことを願う」と強調した。