「サービス消費が急成長する一方で、実物消費では衣・食の消費の割合が低下し、その他の消費が増加している」と、北京大学経済研究所常務副所長、経済学院教授の蘇剣氏は指摘した。
張瑜氏は、「マクロ経済で消費の先行きを示す重要指標である自動車販売の伸びは11月に大幅に減速したが、それは必ずしも消費の力強い成長を阻害するものではなく、消費の高度化と消費構造の変化に伴うものだ。それは単一消費財に頼って消費を喚起するのではなく、全面的な消費の強靭性が高まっていることを示す。来年については、消費が景気サイクルと投資サイクルから受ける影響は依然として小さい」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年12月15日