中国農業部の韓長賦部長
第13期全国人民代表大会第1回会議プレスセンターは3月7日(水曜日)午前に、梅地亜中心(メディアセンター)多機能ホールで記者会見を開いた。中国農業部の韓長賦部長、潘顕政報道官(弁公庁主任)が、「農村振興戦略の実施、農業モデルチェンジ・アップグレードの促進」に関する国内外記者からの質問に答えた。
中国網(チャイナネット)の楊雲鵬記者の、「農業部は先ほど福建省で『農業品質年』活動を開始し、農業発展の数の拡大から質の向上への転換の推進を加速する必要があるとした。現段階でこの転換を実現できるか、この転換を終えた農業はどのような姿になるか」という質問に対して、韓長賦農業部長は次のように述べた。
中国農業部が新年に初めて開いた会議は確かに、福建省で開かれた農業の発展の質を高める会議だった。我々は福建省の会議で、今年は「農業品質年」になると発表した。農業の数の拡大から質の向上への転換は、我々の重要な指導思想の転換だ。中国の農業は改革開放後に高度成長しており、特に第18回党大会以降にはさらに急成長した。食糧生産能力、農業現代化水準、農家の所得水準、農業構造調整などの面で、大きな変化が生じたと言える。改革開放当初、さらには今世紀初頭とは比べ物にならない変化がある。以前は8億人が飢えていたが、今は14億人が食べきれないという状態だ。当然ながらこれはわが国にとって、非常に素晴らしいことだ。