この5年間で、中国には「滬港通(上海証券取引所と香港取引所の株式相互取引)」、「深港通(深セン証券取引所と香港取引所の株式相互取引)」、「債券通(香港と大陸部の債券相互取引)」が備わった。これらはいずれも、金融市場の対外開放だ。これらの開放は、中国が人民元自由交換の面で、徐々にかつ着実に歩みだしたことを意味している。この開放の流れは、今後も強まりそうだ。政策面について、検討すべき政策のほとんどを検討済みであり、さらなる推進の時期を模索している。対外開放により、金融機関、金融市場の参加者が、開放的な環境の中で徐々に成長し、開放の中で徐々に自分たちの役割を実感し、力を発揮し、国際競争を理解することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月9日