第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議プレスセンターは11日午前8時45分に、メディアセンターのプレスホールで記者会見を開いた。中国科学技術部の王志剛部長、李萌副部長、許倞・戦略計画司長、賀徳方・政策法規及び革新体制建設司長、張暁原・資源配置及び管理司長が、「革新型国家建設の加速化」について国内外記者からの質問に回答した。
中国科学技術部の王志剛部長は中央広播電視総局(チャイナ・メディア・グループ)の記者からの質問に対して、次のように回答した。
2017年の「一帯一路」サミットフォーラムにて、習近平総書記は「一帯一路」は革新の道であると述べ、「一帯一路」科学技術革新行動計画の始動を提案した。その具体的な内容には、科学技術人文交流の展開、共同実験室の建設、科学技術パーク建設に関する協力、技術移転という4つの行動が含まれる。我々は総書記の要求、党中央及び国務院の配置に基づき、「一帯一路」沿線国との科学技術協力を力強く推進している。これを真の科学技術協力の道、革新の道にしている。
具体的には次のようなデータがある。まず人文交流について、我々は昨年「一帯一路」関連国の若手科学者500人以上を、中国の短期科学研究に招待した。発展途上国技術教室は、「一帯一路」関連国の延べ1200人以上の受講者を受け入れた。大学や科学研究院(所)の実験室を訪れると、海外の科学者に頻繁に遭遇する。科学に国境はない。科学技術の発展そのももの浸透性と拡張性により、我々は国際協力を強化しなければならない。国際協力の主な担い手は人だ。人が共に座り語ることで、共に協力できる。これは国際協力の最も本質的かつ最も直接的な現れだ。