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japanese.china.org.cn |29. 03. 2019

李総理がボアオで発信した中国対外開放の重要なシグナルとは?

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 【李克強総理:中国は外商投資法の関連法規制定を急ぐ】


 李克強総理は28日のボアオ・アジアフォーラムの演説で、「外商投資法は中国が法治化・国際化され、利便性の高いビジネス環境を整備するための重要な措置だ」と指摘。外商投資法を効果的に実施するために、中国政府は関連法規の整備に着手し、同法で確定した主要な法制度を細分化し、運用可能な具体的規則を策定中だ。この作業は今年中に完了し、来年1月1日から外商投資法と同時に実施する予定。中国は開放拡大を堅持し、競争中立性の原則を実現、関連法規などを全面的に見直し、外商投資法と矛盾する部分は廃止または改訂する。


 【李克強総理:中国は外資の市場参入規制を一段と緩和する】


 李総理は演説で、「中国は外資の市場参入規制を一段と緩和し、参入前内国民待遇+ネガティブリスト管理制度を全面的に実施する」と述べた。今年6月末までに、外商投資参入ネガティブリスト・自由貿易試験区外商投資参入ネガティブリスト・外商投資奨励産業指導目録を再度改訂し発表する予定だ。ネガティブリストの項目をさらに削減し、付加価値通信網・医療機関・教育サービスなど現代サービス業のほか、交通運輸・インフラ・エネルギー資源分野の対外開放を拡大する。ネガティブリストは削減するだけで追加はせず、「禁止項目以外は参入可能」を全面的に実現する。

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