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japanese.china.org.cn |19. 04. 2019

中国経済の安定的なスタート、通年の好転の流れを固める

タグ: 中国経済

 

国家発改委政策研究室主任、報道官の袁達氏

 

 中国の国家発展改革委員会(発改委)は18日に定例記者会見を開いた。国家発改委政策研究室主任、報道官の袁達氏がマクロ経済運行状況を発表し、記者からの質問に回答した。「第1四半期の中国経済は安定的なスタートを切り、通年の流れを好転させる基礎を築いた。我々は経済・社会発展の年間目標を達成する完全な自信・条件・能力を持つ」


 「当然ながら我々も、経済運行が直面している際立った問題や課題に注意している。これには世界経済成長の疲弊の問題が含まれ、開放型経済体に悪影響をもたらすことは避けられないが、中国の経済発展のファンダメンタルズと好転する流れを変えることはない」袁氏は、これは主に次の3つの判断に基づくと説明した。


 ――発展の動力が強化中。第1四半期の状況を見ると、経済発展の新たな原動力が徐々に強化されている。伝統産業の改造の推進が加速しており、新興産業はスムーズな発展を維持している。消費アップグレードの流れが顕著で、交通・通信、文化・観光などのサービス消費が急成長している。投資の伸び率が安定的に上昇し、構造改善が続いている。輸出入、特に輸出が成長を維持している。経済発展の質が安定的に向上し、発展の基礎がさらに固まっている。


 ――政策が奏功中。今年に入り重大政策の実施が加速されており、政策の支援力が絶えず強化されている。関連政策の発表と実施、政策の奏功に伴い、発展の動力をさらに引き出し強化する。全体的に安定し、安定しつつ前進する経済発展の流れを力強く支える。


 ――市場の信頼感が深まる。企業の信頼感を見ると、PMIが反転上昇している。3月の製造業PMIは3カ月ぶりに再び50を上回り、非製造業PMIは2018年9月ぶりの高水準をつけた。消費者の信頼感を見ると、第1四半期の消費者信頼感指数は124.6で、前四半期比で3.2ポイント増となった。

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