一帯一路建設第三者評価チーム長の劉衛東氏
「一帯一路」イニシアチブは、新時代の対外開放の最も鮮明な特徴で、中国を重点的な開放から全面的な開放に転じさせる。央視網が16日に伝えた。
特に2017年の第1回一帯一路国際協力サミットフォーラムの開催以降、開放型協力プラットフォームの構築、開放型世界経済の維持・発展が、理念から徐々に現実に変わっている。中国も開放を徐々に掘り下げ、国際舞台の中央に向かっている。
ルクセンブルクは今年3月27日に中国と、一帯一路の共同建設に関する協力了解覚書及び金融協力文書に署名し、イタリアに続き一帯一路に加わったEU諸国になった。これにて中国は150の国及び国際機関と174の一帯一路協力文書に署名したことになる。共同建設される一帯一路は、中国の開放の場をさらに大きくし、ラテンアメリカ、アフリカ、南太平洋地域を含む世界の多くの国が加わる。
一帯一路建設第三者評価チーム長の劉衛東氏は「一帯一路の建設に伴い、中国は国際舞台の中央に向かっているが、私たちはこの舞台の中央とはどのような意味であるかを正確に理解するべきだ。中国は国際舞台の中央に向かい楽隊の指揮者になるのではなく、合唱のメンバーになる。私たちは他国と合唱し、手を携えて人類運命共同体を共同建設する」と述べた。