李総理、夏季ダボス会議の各界代表者らと対話

　金融業の開放について、李総理は次のように述べた。中国の金融業は近年、開放拡大が続いている。中国の金融開放拡大は中国金融業の質向上とグレードアップを促す。同時に中国政府は国内外の投資家と消費者の権益を保護するため、金融業に対する公正な監督管理を強化し続けている。我々は金融の安定維持に取り組んでいる。経済減速の圧力に直面しているが、量的緩和策は講じておらず、金融政策の安定運営を終始維持している。事前調整・微調整を適時行い、人民元レートの合理的かつバランスのとれた水準における基本的な安定を維持している。我々は認可金融機関の管理を徹底し、かつ「無免許」行為に対する監督管理も強化しなければならない。中国の金融業はより開放的になり、金融監督管理はより規範的になる。

　出席者は意欲的に反応し、李総理のフォーラム開幕式の挨拶及び対話会で示した積極的なシグナルを前向きに評価した。また中国のさらなる改革掘り下げ及び開放拡大の措置を称賛し、これは未来の中国と世界経済の発展により多くの自信を注ぐと判断した。出席者は対中経済貿易投資などの協力を拡大し、互恵・ウィンウィンのパートナーシップを推進し、発展のチャンスを共有する意欲を示した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年7月4日