中露初の越境ロープウェイが正式に着工

　同ロープウェイの着工は、黒竜江省がロシアのユーラシア経済連合戦略と緊密に結びつき、積極的に「中国・モンゴル・ロシア経済回廊」の建設に参与し、「一つの窓口を作り、4つのエリアを建設」という発展の位置づけを確かにし、対露協力を重点とする全面的な対外開放の新構造を形成するための重要越境インフラだ。プロジェクト竣工後、ほぼ竣工済みの同江中露河川横断鉄道大橋、間もなく開通する黒河〜ブラゴヴェシチェンスク黒竜江（アムール）大橋と共に、ロシア極東の全面的で立体的な交通ネットワークを構築する。中露両国の交通インフラの相互接続を加速し、黒竜江省とロシア極東の協力を掘り下げ、新時代の中露全面的戦略協力パートナーシップの発展に対して非常に重要な意義を持つ。

　情報によると、ロープウェイは黒竜江省を渡る近道だ。冬は浮き橋を渡り、夏は船に乗り、春と秋はホバークラフトに乗るという観光客の不便を解消する。より安全・便利・スムーズ・快適に両国・両都市間の人員輸送を実現する。乗客の移動時間は片道10分以内に短縮される。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年7月19日