取材に応じたハッチングス氏
米ユタ州下院議員のエリック・ハッチングス氏は10月30日、ソルトレークシティーの州議会ホールで取材に応じた。
ハッチングス氏は、中国に「数えきれないくらい」訪れたことがあるが、今回が今年最も大切な訪中になると説明。「中国が国際輸入博覧会を開催すると知った時、われわれが参加しなければならないと思った。ユタ州と中国の交流において今年最も大切なイベントになる」としている。
ハッチング氏と共に輸入博覧会参加の準備を進めるユタ州上院議員のヤコブ・アンデレッグ氏も同じように力が入っている。アンデレッグ氏は5回目となる今回の訪中で、すでに選んだ中国企業8社と協力に関する話し合いを行う計画を明らかにした。
ユタ州は米国中西部に位置し、巨大なソルトレークや2002年開催の冬季オリンピックで有名だ。しかし、米国のなかで最も対中関係を重視している州であることはあまり知られていない。
ハッチングス氏は、今や中国がユタ州にとって最大の貿易相手国の一つとなっており、輸入博覧会をきっかけに双方の通商が新たなステージに進むことを期待すると述べた。