博覧会展示エリアの目立つ位置に設置されているデルテクノロジーズの展示パネル
第2回中国国際輸入博覧会が5日に開幕した。約170カ国・地域の政治・ビジネス・学術界の関係者及び国際機関の代表者、約150カ国・地域の約3000社が上海に集い、東洋で巡り合った。
展示面積が最大の国、それはなんと米国だ。本博覧会に出展する米国企業は前年比18%増の192社で、展示面積は4万7500平方メートルで日本を抜き最大になった。
米国の一部の政治家はいわゆる「中米断絶」を唱え続けているが、米国企業の集団「投票」は、中国から撤退せず引き続き市場を開拓するという真の意向を示した。これらの大企業の多くは、長年に渡り中国で事業展開している。
米ベイエリア・カウンシル経済研究所のショーン・ランドルフ所長は、人民網の取材に応じた際に「輸入博覧会は非常に聡明な構想で、中国が国際貿易の不均衡の問題を高度に重視し、解決に取り組むことを示した。中米経済貿易関係の掘り下げについて、輸入博覧会は建設的な力を発揮している。米国企業は今回の輸入博覧会を高度に重視しており、中国との貿易関係を深める重要な機会と判断している」と述べた。