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japanese.china.org.cn |31. 12. 2019

雲河都市研究院の統計から3大都市群を徹底比較

タグ: 中国都市群


 3、メインボード上場会社


 3大都市群には全国の半数以上のメインボード(上海、深セン、香港の3大メインボード)上場会社が集まっている。北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタが全国のメインボード上場会社数に占める割合はそれぞれ15.9%、28%、10.3%、計54.2%に達する。


 全国地級以上298都市メインボード上場会社数ランキング上位30都市から3大都市群のそれぞれの優位性が示された。


 北京・天津・河北大都市群の2都市がメインボード上場会社数ランキングの上位30都市に入り、北京が2位、天津が8位につける。


 長江デルタ大都市群の7都市がメインボード上場会社数ランキングの上位30都市に入り、上海が1位、南京と杭州が同率4位、寧波が9位、合肥が13位、蘇州が21位、無錫が24位につける。


 珠江デルタ大都市群からは2都市のみがメインボード上場会社数ランキングの上位30都市に入り、深センが3位、広州が7位につける。同地区の世に名を知られる東莞や仏山などの製造業都市は「工場経済」のレベルで止まっている。


 3大都市群から11都市がメインボード上場会社数ランキングの上位30都市に入り、中でも上海、北京、深センは全国のメインボード上場会社の31.3%を有する。


 4、世界500強中国企業


 3大都市群には全国の80%の世界500強中国企業が集まっている。北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタの3大都市群が全国の世界500強中国企業数に占める割合はそれぞれ54.3%、14.3%、11.4%に達する。


 全国地級以上298都市世界500強中国企業ランキング上位30都市から3大都市群のそれぞれの優位性が見て取れる。


 北京・天津・河北大都市群の3都市が世界500強中国企業ランキングの上位30都市に入り、北京が1位、天津と石家荘が同率11位につける。


 長江デルタ大都市群の4都市が世界500強中国企業ランキングの上位30都市に入り、上海が2位、杭州が4位、南京と蘇州が同率7位につける。


 珠江デルタ大都市群の3都市が世界500強中国企業ランキングの上位30都市に入り、深センが3位、広州が4位、仏山が7位につける。


 3大都市群から10都市が世界500強中国企業ランキングの上位30都市に入り、中でも北京の地位は際立ち、全国の52.4%の世界500強中国企業を有する。

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