メインボード上場企業ランキング上位30都市
上海、深圳、香港の三大メインボードの上場企業数ランキング上位3都市は上海、北京、深圳で、この3都市のメインボード上場企業総数が全体に占める割合は39.6%に達する。上位30都市のメインボード上場企業総数は全体の69.7%を占めている。つまり、メインボード上場企業ランキング上位10%の都市に全国7割近いメインボード上場企業が集中している。
メインボード上場企業が大都市、特に中心都市に集中する状況がますます顕著となった。
世界500強中国企業ランキング上位30都市
30年前の1989年に、フォーブスが発表する世界500強企業にランクインした中国企業はわずか3社だった。2018年にランクインした中国企業は105社に大幅に増え、米国企業の126社に迫った。注目点は、中国企業3社がトップ10にランクインしたことだ。
世界500強の中国企業の本拠があるのは中国の28都市で、うち66.7%が北京、上海、深圳の3都市に集中している。一般的なメインボード上場企業に比べ、世界500強に躍り出た中国企業は、全国的な中心都市に集まる傾向が強い。
メインボード上場企業数ランキング上位30都市と世界500強中国企業ランキング上位30都市を分析すると、中国の最も優良な企業の本社も、いわゆる経済的な中枢管理機能を北京、上海、深圳に代表される上位中心都市に集約している。