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japanese.china.org.cn |22. 01. 2020

貧困者支援の新たな手段 革新的モデルが助力

タグ: 貧困者 支援 企業 特産物 脱却


ネット中継販売、貧困地区の特産物を有名に


 企業が貧困者支援の潜在力になると同時に、インターネット経済の急発展に伴い、多くの個人が貧困者支援を考え、試みるようになっている。薇婭さんは中国で最もビジネス価値のあるインターネットマーケティング・キャスターの1人で、2019年に国家級貧困県の雲南省永勝県に入った。彼女は最も人気のある「中継」を通し、現地の政府官僚とともにネットユーザーに永勝県の特産物である種が柔らかいザクロを販売した。わずか数分で大人気を集め、販売量は160トンに達した。

          碭山県政府の指導者とともに現地の農業副産物を販売する薇婭さん(資料写真)


 実は、薇婭さんが貧困地区の農業副産物を販売したのはこれが初めてではない。2018年から、彼女は三度にわたり国家級貧困県の安徽省碭山県の商品を販売し、売上高は総額257万元に達する。特産品の好調な売れ行きは地元農家の収益になっただけでなく、関連産業も活性化した。「EC中継」はこれまでに碭山県の10万人以上の就職を後押しし、1万3000世帯の果物農家の貧困脱却に助力した。2019年、碭山県は貧困脱却を実現した。

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