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japanese.china.org.cn |28. 07. 2020

第2四半期、中国の工業企業利益伸び率がプラスに転換

タグ: 工業企業利益

 

 国家統計局が7月27日に発表したデータによると、今年上半期、操業・生産再開の進展に伴い、生産・経営の秩序が安定して回復した。第2四半期の一定規模以上工業企業の利益状況は持続的に改善され、利益伸び率はマイナスからプラスに転じ、大多数の業種の利益が回復し、業績の改善が続いた。


 上半期、工業企業利益の伸び率は「前低後高」の傾向を示し、前年同期比伸び率は第1四半期の36.7%減から第2四半期は4.8%増に転じ、伸び率は下振れから上向きに転じた。


 月別に見ると、利益伸び率の改善傾向がより顕著である。6月の一定規模以上工業企業の利益は前年同期比で11.5%増加し、伸び率は5月より5.5ポイント拡大した。


 6月には、一定規模以上工業企業の100元あたりの営業収入にかかるコストが今年になって初めて低下し、コスト大幅上昇が企業経営に圧力を与えていた状況は緩和された。工業製品価格の下落幅は縮小し、生産と販売の伸びは加速し、企業の利益水準も向上した。

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