園内の湖の眺め
首鋼工業パーク北区の地図
ところで、この膨大な遊休地の再利用を計画するにあたって、転機となったのは北京が2015年に冬季オリンピック・パラリンピックの誘致に成功したことでした。その後、組織委員会のオフィスが首鋼工業パークに入居することが決定しました。
その一連の流れの中で、北京冬季オリンピックの開催が半年後に迫ったいま、9月2日~7日まで開かれた、中国を代表する「国際サービス貿易交易会」の会場として初めて利用され、首鋼工業パークは大好評を博しました。
北京で開催される2度のオリンピックがきっかけで、大きな変貌を遂げた旧工業団地。実は、変わったのはモノづくりや工場の風景だけでなく、ここで汗を流した人々の働き方にも大きな変化が見られました。
案内人の姜金玉さん(44歳)もその一人。