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japanese.china.org.cn |09. 02. 2022 |
北京市、自動運転実用化に向け大きく前進
中関村(海淀)スマートコネクテッドカー先端技術イノベーションセンタービル
オープンな道路における自動運転車とバスの乗車体験はどうか、安全で信頼できるか、自動運転技術はどのようにして実現されるのか。中国網記者はこれらの疑問を持ち、北京市海淀区の中関村自動運転実証エリアを訪れ、現場で自動運転の利便性を体験した。
海淀区は近年、自動運転イノベーション実証エリアの建設を急ぎ、実証エリア全域での自動運転車オープンテストを積極的に推進している。中関村科学城北区は、100平方キロメートルの中関村自動運転イノベーション実証エリアを計画・建設した。今年1月5日までに、各種自動運転車が実証エリア内を512日走行し、延べ4880台超で3万8900時間超のテストを完了した。テスト参加者は累計で延べ6910人超。
記者がまず体験したのは軽舟自動運転小型バスだ。このバスはスマート化都市交通微小循環を実現し、市民の「ラスト3キロ」の移動の難題を解消するため誕生した。バスの操縦席には人がいるが、運転手ではなく管理者で、緊急事態の時のみ代わりに運転する。運転中の全過程において、管理者は何ら操作する必要がない。車が自動的に減速やカーブなどを行い、安全リスクに直面すると自らブレーキを掛ける。
次に記者は小馬智行の自動運転を体験した。軽舟自動運転小型バスと異なり、小馬智行は7座席以下の乗用車をカスタムし自動運転テストを行った。レーザーレーダー、ミリ波レーダーなどのセンサーの協力により、走行、車線変更、停車などをよどみなく行った。
情報によると、中関村は今後、引き続きスマートコネクテッドカー産業の政策サポートを強化し、汎用技術プラットフォームの構築、トップレベルの人材育成・導入により、スマートコネクテッドカー産業のイノベーション発展を急ぐ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月9日