中国雲南省の麗香鉄道、建設作業着々

   ７月２７日、中鉄十六局集団の哈巴雪山トンネル建設現場で働く作業員。（麗江＝新華社記者／陳欣波）

   【新華社麗江８月１０日】中国雲南省の麗江市とデチェン・チベット族自治州シャングリラ市（香格里拉）間で建設が進む麗香鉄道は、全線の要となる哈巴雪山トンネルで中央導坑が貫通し、トンネルの早期完成に向けた基礎を固めた。同鉄道は重点工事の金沙江特大橋の本体建設がすでに完成したほか、玉竜雪山トンネルを含む１９本のトンネルが貫通している。

   麗香鉄道は、総延長約１４０キロで、設計時速は１２０キロ。麗江から北上し、金沙江を越えてシャングリラに至る。開通後は両市間の所要時間が大幅に短縮される。同省北西部の鉄道網の補完、沿線経済・社会の質の高い発展の推進、各民族の団結と農村振興の促進に重要な意義を持つ。

　「新華網日本語版」2022年8月13日