経済> |
japanese.china.org.cn |30. 08. 2022 |
中国貿易促進会:欧州多国籍企業が中国市場への楽観視維持
記者会見で発言する中国貿易促進会報道官・中国国際商会秘書長の孫暁氏
近頃、多くの欧州の多国籍企業が上半期の財務報告を次々と発表している。それによると、営業収入はプラス成長を実現し、中国市場の業績は特に好調となっている。中国貿易促進会報道官で中国国際商会秘書長の孫暁氏は8月29日の貿易促進会定例記者会見で、2022年上半期、中国事業を行う欧州企業の84%が生産業務の規模を拡大・維持し、その大部分が中国市場の今後に自信を持っていると話した。
孫暁氏によると、2022年上半期、中国貿易促進会は外資ビジネス環境調査研究作業を実施し、160社以上の欧州多国籍企業から回答を得た。調査によると、2022年上半期、生産業務の規模を拡大した中国事業を行う欧州企業は19%、維持した企業は65%に達し、削減した企業は15%で、生産業務を終了した企業は1%にも満たなかった。
孫暁氏は、欧州多国籍企業は中国市場を引き続き有望視し、中国経済は成長の粘り強さがあり、国内大市場は多国籍企業にとって大きな魅力があると話した。ブルームバーグも最近、中国と欧州は密接な経済協力を続けていると伝えた。2022年上半期、EUの対中投資は15%増加し、BMW、アウディ、エアバスなどの欧州企業は中国事業を拡大し続けている。
孫暁氏は、大部分の欧州多国籍企業が中国市場の今後に自信を持っていると述べた。6月、エアバス中国研究開発センターが蘇州工業パークに拠点を構えた。7月、BASF欧州支社は広東省湛江市に一体化基地を建設することを決めた。孫暁氏は世界トップ500入りしている某欧州企業を例に挙げ、「企業が中国事業を展開して100年近くになり、1世紀近い経験から、強力な中国の協力パートナーと共に努力すればどのような目標も達成できることが証明された。今後も中国市場を開拓し、中国のパートナーと協力を深め、互恵・ウィンウィンの関係を続けていく」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月30日