中国初のEV用太陽光蓄電・急速充電施設が稼働開始

　福建省寧徳市で、中国初のEV用太陽光蓄電・急速充電施設「光蓄充スマート急速充電スタンド」の運用が始まりました。

　同スタンドは、中国初の直流マイクログリッド技術を全面的に採用し、充電と蓄電を一体化した、標準化されたEV用スマート充電施設です。

　面積は2100平方メートルで、電気自動車（EV）20台の充電に同時に対応できます。EVは7〜8分充電すれば、約200キロを走行できるなどで、給油と同じ速さで充電を済ませることができます。同スタンドは、EVなど新エネルギー車が急速に開発されている状況において、都市中心部の充電施設による電力供給の拡大や、速やかで安全な充電やバッテリーの健康診断などの問題を一括して解決する有効な手段です。

　今後は福建省の福州市、寧徳市、龍岩市、さらに四川省の宜賓市などに設置されます。

   「中国国際放送局日本語版」2022年10月19日