輸入博消費財展示エリア、グリーンな「新生活」を披露

　第5回中国国際輸入博覧会（輸入博）消費財展示エリアには、全世界の優良消費財が集まった。

　金光集団Appの展示ブースでは、「BBCセルロース紙」を添加した一連の生分解性食器が最も目立つ場所に置かれた。プロジェクト責任者の江聖熙氏は、「生分解性プラスチックにこのセルロース紙を加えると、その物理性と耐熱性が大幅に上がり、しかもよりスムーズに分解されるようになる」と説明した。

　5年連続で出展している花王グループが今回展示した新しい包装容器は将来的に、回収・再利用の再生樹脂を原材料とする。そのボトルのCO2排出量は従来の衣料用液体洗剤から半減する。

　パナソニックの展示ブースでは、コンビニのシーンが丸ごと設置された。パナソニックコールドチェーン物流事業部プロジェクトマネージャーの趙斌氏は、「ここでは店全体の省エネ・排出削減の様子を見ることができる。省エネ・環境保護設備を導入し、かつ総合運行管理クラウドプラットフォーム『パナソニックエコクラウド』を使いリモート監視・制御などを行うことで、店舗経営のエネルギー消費量を削減し効率を上げ、設備の損耗とCO2排出を減らすことができる」と述べた。

 　「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年11月7日