中国で3カ所のレゴランドが建設中　運営側はビジネス環境を称賛

　上海市金山区都市計画館には、10万個弱のレゴブロックで作ったジオラマがあり、220分の1スケールで上海レゴランド・リゾートの予想図を示している。金山北駅の近くでは、上海レゴランド・リゾートの建設が鳴り物入りで進められている。2024年の一般公開を目指している。

　レゴランド・リゾートの運営はマーリン・エンターテイメンツが担当。世界でオープンしているレゴランドは10カ所にのぼり、建設中の3カ所は中国の深セン市、四川省、上海市にある。

　上海レゴランド有限公司の陳潔総経理は19日、「新時代の新チャンス――グローバル企業in中国」と題したオンラインテーマ宣伝イベントに出席し、「中国は現在すでにテーマパーク業界にとって世界2位の市場になっており、この成長ペースを今後も維持する。中国の消費者はテーマパークに意欲的で、運営側も投資に取り組み、新たなスポットの建設を計画している」と述べた。

　陳氏はプロジェクトの建設において、中国のビジネス環境が大きな変革を迎え、市場化・法治化・グローバル化のビジネス環境に向かい発展していることを実感している。うち中国は行政のスリム化及び権限移譲、サービスの最適化により投資を集め、上海レゴランドプロジェクトが大きな受益者になっている。