質の高い発展の促進に注力　国家発改委

　国務院新聞弁公室が6日に開催した「権威部門、序盤戦を語る」と題した会見で、国家発展改革委員会（発改委）の責任者は、「今年は安定成長・雇用安定・物価安定に取り組み、経済運営の全体的な好転を促す」と述べた。

　昨年は国際環境に嵐が吹き、国内の改革・発展・安定の任務が困難を極めたが、中国経済は総合的に見て非常に見所豊富だった。発展の質が着実に上がり、安全発展の基礎が絶えず固められた。経済運営は今年に入り着実に改善されている。

　消費を見ると、春節以降に消費市場が良好な流れを示している。観光、飲食、小売などのサービス消費が大幅に回復している。投資を見ると、最近各地で重大プロジェクトが集中的に着工されている。政策性開放性金融ツールや製造業中長期貸付などの政策が、資金及び要素のプロジェクトへの誘導を効果的に促している。

　国家発展改革委員会は今後、安定成長・雇用安定・物価安定に取り組む。政策の連続性と協調性を保ち、有効性を高めより的を絞ったものとする。内需拡大戦略の実施と供給側構造改革の掘り下げを効果的に結びつけ、住民の消費の潜在力をさらに引き出し、投資がよりスムーズにより多くの実物作業量を形成するよう促す。高水準の対外開放を促進する。食糧やエネルギー資源などの分野の安全能力の建設をしっかり強化する。同時に雇用優先政策を実行し具体化する。経済運営の全体的な好転を促す。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月7日