経済>
japanese.china.org.cn |12. 03. 2023

全人代の聶守軍代表、アルカリ性土壌に稲を植える

タグ: アルカリ性土壌
中国網日本語版  |  2023-03-12

fdfb8521e024e534905d80dbabbf47f9_3666cda4-5afd-4661-9c05-d62b63f8862b.jpg

 今年の全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)には、現場の最前線で働く代表が多い。彼らは職責を果たし、現場の声を会議に届けている。

 全国人民代表大会(全人代)代表の聶守軍氏は、黒竜江省出身の農業テクノロジー科学者だ。聶氏は今年の全国両会に、自ら心を込めて育てた稲の品種をもたらし、代表らと共有した。今年の政府活動報告は、食糧播種面積を安定させ、拡大するとした。聶氏は今後の研究に自信を深めた。

 聶氏は長期的に稲品種の選択・栽培に従事している。アルカリ性土壌を「米倉」に変える、これは聶氏が近年注目していることだ。聶氏とチームが14年を費やし選択・栽培した稲品種「綏粳18」は、pHが9に近いアルカリ性土壌で、1ムーあたり生産量が460キロに達した。

 聶氏はリサーチにより、寒冷地の耐塩性・耐アルカリ性稲の遺伝資源が特に不足していることを発見し、「寒冷地の稲生物育種能力の向上」という提案を全国両会にもたらした。

1   2   3   4   >