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japanese.china.org.cn |12. 03. 2023 |
生態環境部黄潤秋部長:人間と自然が調和する中国式現代化建設を持続的に推進
中国生態環境部の黄潤秋部長は3月5日、第14期全国人民代表大会第1回会議初となる「部長通路」で、「人間と自然が調和して共生する現代化は、中国式現代化と西洋式現代化の本質的な違いを体現している」と述べた。写真は中国生態環境部の黄潤秋部長が記者の質問に答える様子。
黄部長によると、中国は14億人以上の人口を抱える大きな発展途上国で、人口が多く、資源・環境の収容力が弱く、制約が強い国だ。現代化国家の仲間入りをするには、汚染物質を大量に排出し、自然資源を大量に消費する、低レベルで粗放的な発展の道を歩むやり方は通用しないし、資源環境の収容力も持続不可能であるため、自然と調和し共生する現代化の道を歩む必要がある。
中国はまた、世界で大気質の改善スピードが最も速く、再生可能エネルギーの利用規模が最大で、森林資源の成長が最も多い国だ。ここ数年、中国の生態環境は著しい変化を遂げており、人間と自然が調和し共生する現代化建設に向け強固な基礎を築いた。
黄部長は今後について、次のように述べた。◇生態環境部は、CO2削減・汚染低減・緑化拡大・成長を統一的に推進し、人間と自然が調和する中国式現代化建設を持続的に推進していく。汚染低減とCO2削減の相乗効果を高め、産業構造・エネルギー構造・交通運輸構造のモデル転換と発展を強力に推進、経済社会のグリーン低炭素化と環境の質の根本的改善を推進する。◇汚染防止の攻防戦を持続的に徹底し、的確で科学的かつ法に基づく汚染対策を強力に進める。◇持続的に生態保護と修復の監督管理を強化し、生物多様性保護の重要プロジェクトを実施、生態系の多様性・安定性・持続性の向上と維持に努める、――とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月12日