清華五道口世界金融フォーラム2023、北京で盛大に開幕

　清華五道口世界金融フォーラム2023が20日、北京市で盛大に開幕した。本フォーラムは「揺るぎなき自信を持ち、高品質金融発展で中国式現代化を支える」をテーマとし、中国と世界、市場と監督管理、学術と実践の3大レベルの問題に焦点を絞った。世界の政治・ビジネス・学術界のエリートを招いた。フォーラムはオンライン・オフライン結合で開催。国内外の来賓と観衆が共に祭典を開き、金融の未来について協議し、発展の共通認識を集めた。

　フォーラムの開幕式で、清華大学校長の王希勤氏、清華大学五道口金融学院党委書記の顧良飛氏があいさつした。開幕式の司会は清華大学五道口金融学院党委副書記、副院長の王正位氏。

　第13回全国政治協商会議委員、中国国際経済交流センター副理事長、国務院発展研究センター元副主任の王一鳴氏、ドイツ連邦銀行最高執行委員会委員、ハンガリー国立銀行総裁のマトルチ・ジェルジ氏、ノーベル経済学賞受賞者のマイケル・スペンス氏が基調演説を行った。

　フォーラムの開幕式ではさらに、「清華金融評論」創刊10周年開幕式が開かれた。

　国際通貨基金元副専務理事、中国人民銀行元総裁の朱民氏、ブリッジウォーター創業者のレイ・ダリオ氏が21日午前、ハイレベル対話を行った。

　2日間のフォーラムは「中国式現代化を支える中国の特色ある金融の道」「資本市場が実体経済の発展に効率的にエンパワーメント」「金融包摂で農村振興を支える」「国際貿易――挑戦とチャンス」「持続可能な不動産金融の新モデルを構築」「デジタル経済時代の金融と経済発展」「デジタルスマート時代の養老金融」「世界ゼロエミッション金融ガバナンスの推進、金融の高水準開放の促進」の8回の全体大会を開いた。基調演説、ハイレベル対話、ラウンドテーブル、報告発表などにより、経済・金融分野の重大問題について共に議論した。高品質発展の実現、中国式現代化の取り組みに提案・献策した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年5月22日