長江河口南側、上海外高橋造船場エリアで、赤色のガントリークレーンがそびえ立つ。2番ドックで6日、初の国産大型クルーズ船「愛達・魔都号」が一連の試験を終え、ドックを離れ埠頭での建造段階に入った。7月に試験航行を開始し、年内に竣工し交付される見込みだ。
大型クルーズ船は国際的に公認されているハイテク・高付加価値船舶製品で、大型液化天然ガス(LNG)タンカーや航空母艦と共に造船業の「王冠に輝く宝石」と呼ばれる。今や中国はこの輝かしい宝石を掴み取ろうとしている。