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japanese.china.org.cn |13. 06. 2023

2023「中国の物語を語る」創意伝播国際コンクールが正式に始動

タグ: 伝播
中国網日本語版  |  2023-06-13

 

コンクール始動式の様子

 「共に奮闘し、未来を共有する」をテーマとした2023「中国の物語を語る」創意伝播国際コンクールが6月12日、浙江省温州市で正式に始動した。今回のイベントは中国外文局と中国共産党浙江省委員会宣伝部が主催し、150人以上が始動式に出席した。

始動式で挨拶する中国外文局の杜占元局長


 中国外文局の杜占元局長は始動式で挨拶し、以下のように述べた。今年のコンクールは過去の大会を基礎に、再出発し未来に向かい、質を向上させ、宣伝力と影響力のある2.0バージョンの形成を推し進める。大会は「中国の大物語、大中国の物語」を伝えることに焦点を当て、国際的な参加・表現・影響力をより重視し、多様な参加と世界の宣伝をより際立たせる。「中国の物語を語る」創意伝播国際コンクールを新時代の中国と中華文明を伝え、ニューメディア分野でより高い知名度と影響力を持つ国際ブランド大会にし、国際社会がより中国を知り、素晴らしい世界を構築するために貢献していく。

始動式で挨拶する温州市委員会の劉小濤書記


 温州市委員会の劉小濤書記は以下のように述べた。ニューメディア時代、「中国の物語を語る」創意伝播国際コンクールは文化の交流と宣伝を促すための新たな要求を打ち出した。温州市はこれをきっかけに民間経済の質の高い発展、画期的な改革開放、「人の1日、人の一生」の幸せな物語を伝え、より高品質で温もりのある力作を創造し、大規模な対外宣伝の構造を構築し、文化と文明の相互学習を深めるために温州の貢献をしていく。

主旨演説を行う中国外文局副局長兼編集長の高岸明氏


 中国外文局副局長兼編集長の高岸明氏は、中国の物語を語るための具体的戦略について主旨演説を行った。高岸明氏は、中国の物語を語るには、肝心な「人」に照準を合わせる必要があるとの見解を示し、以下のように述べた。我々の物語を聞きたいのは誰か、我々は誰に聞かせたいかを明確にする必要がある。我々は中国の物語を中国に興味を持っている人に聞かせ、関心があり開発の必要がある対象、未来の中国の国際イメージに影響を与えるZ世代の若者に伝えなければいけない。

 「アジア競技大会を共に迎え世界に温州を知ってもらう」メディア活動旗授与式も同時に行われた。

 「中国の物語を語る」創意伝播国際コンクールは中国外文局の主催、華中科技大学の学術支援、当代中国・世界研究院と中国互聯網新聞中心の運営、中国新聞史学会の協力によって開催。「新時代の中国の物語を語る」を主旨とし、国内外の社会一般から各分野の中国の物語を募集し、中国の良い情報を広め、中国の良好な国際イメージを構築する年度公式ブランド活動である。コンクールは6月12日に始動し、12月まで続く。具体的な情報は、コンクールの公式サイトで発表されている。審査で選ばれた優秀作品はコンクール公式サイト、重点ニュースサイト、インターネットサイト、海外のSNSなどに全面的に掲載される。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月13日