夏季ダボス会議、5年ぶりに天津で開催へ

16日にヘリから撮影された天津市の海河沿いの都市景観

　第14回夏季ダボス会議が27−29日、天津市で開催される。世界の約100カ国・地域の約1500人の政界及びビジネス界のエリートと学者が出席する。夏季ダボス会議の中国での開催は4年ぶりで、5年ぶりに天津に戻ってくる。

　夏季ダボス会議天津準備調整委員会副秘書長、天津市政府副秘書長の于鵬洲氏は、「本会議は感染症により3年連続で延期されたが、再び開催地として天津が選ばれた使命を光栄に思い、責任重大と感じている」と述べた。

　24日にドローンで撮影された天津市の海河沿いの都市景観

　于氏は、今年の夏季ダボス会議の開催には次の3つの重要な意義があると見ている。（1）国際情勢を見ると、コロナ後の世界経済の動きについて、各界は夏季ダボス会議が発する声、発信するメッセージ、もたらす予見性に期待している。（2）国内情勢を見ると、中国の経済運営は良好で、年半のダボス会議における中国の声、中国の思想、中国の措置、中国のプランが世界から注目される。（3）天津の発展の動きを見ると、天津で質の高い発展の取り組みが始まる中、本会議は天津のイメージと都市ガバナンス水準を示す重要なチャンスになる。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年6月26日