夏季ダボス会議、出席者は中国経済の将来性に期待

　3日間の第14回夏季ダボス会議は、約100カ国及び地域の1500人を超える政治・ビジネス界関係者及び学者を集めた。出席者は、中国は常に世界経済の安定成長の重要な動力源であり、今年の中国経済は回復と好転の流れが顕著だと述べた。これは世界経済の回復と成長に大きな原動力を提供し続けるという。

　コーネル大学のエスワー・プラサド教授は、「中国はすでに19兆ドル規模の経済体だ。この規模の経済体にとっては、毎年4−5％のGDP成長率であっても大きな成果であり、世界の成長に重大な貢献を成し遂げる」と述べた。

　中国米国商会のマイケル・ハート総裁は、「中国経済に自信を持っており、より多くの人員流動が見られるようになった。米中貿易は昨年、過去最大規模となった。中国に非常に多くの消費者がいるため、多くのグローバル企業が中国でチャンスを模索しようとしている」と述べた。

　中国EU商会天津分会のクリストフ・シュレンプ主席は、「巨大市場である中国が大きな潜在力を秘めていることは間違いない。グローバル企業と欧州企業は中国市場への進出を好む」と述べた。

   「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年6月30日