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japanese.china.org.cn |15. 08. 2023

寧夏の沙坡頭、創意により砂の海から「砂金」を掘る

タグ: 寧夏 沙坡頭 砂漠の活用
中国網日本語版  |  2023-08-15

 トングリ砂漠南部に位置する西北の町・寧夏回族自治区中衛市は、半世紀に渡る対策を経て累計150万ムーの砂漠化対策を行い、砂漠を25キロメートル後退させた。中衛市沙坡頭区は近年、「砂漠化対策」から「砂漠の活用」へと移り変わっている。砂漠文化観光産業の知的所有権を作り、イノベーションに取り組み、創意により砂の海から「砂金」を掘る新たな道を歩んでいる。

トングリ砂漠奥地のアクティビティ「大漠飛天」。(新華社記者・張亮撮影)

 真夏であっても、トングリ砂漠を訪れる観光客の熱意に陰りはない。沙坡頭景勝地で新たに完成した「砂漠伝奇」エリアで、観光客は宇宙船のような設備「大漠飛天」によって50メートルの高空に送り込まれる。空から大砂漠を眺め、ラクダの鈴の音を聞く。

 砂漠ツアーの質を高めるにはどうするか。沙坡頭は星空観賞講座、砂漠ヨガ、サンドヘルスケア、砂漠食事など、一連の星空観光のディープな体験を生み出した。「砂漠を眺める」から「砂漠に寝そべる」へと、観光客を夜の砂漠に留め、観光をレジャーイベントにすることに成功した。

空から眺める砂漠スターホテル。(新華社記者・張亮撮影)


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月15日