恩平15-1油田群が全面的に生産開始、1日あたりの原油生産量は7000トン超

写真はCFPより

　中国海洋石油総公司（CNOOC）の発表によると、恩平15-1油田群は中国の高生産量でスマートで低炭素な海上油田群で、今月16日に南中国海で全面的に生産を開始した。年間の原油生産量は250万トンにのぼる見込みだ。

　同油田群の平均水深は90メートル。アジア最大の海上石油生産プラットフォーム、珠江口盆地初の無人プラットフォーム、中国初の海上100万トン級炭素貯蔵プロジェクトでつくられる。

　中国海油深セン分公司恩平油田作業エリア責任者の万年輝氏は、「同油田群のうち6カ所の油田が開発済みで、生産井は計63井。生産開始後の1日あたりの原油生産量は最大で7000トンを超える。粤港澳大湾区の経済・社会発展に新たな原動力を注ぐ」と述べた。